フジキセキ
勝負は勝つから面白いのさ。悪く思うなよ?
可愛いポニーちゃんたち!
誕生日 | 4月15日 |
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身長 | 168cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B84・W58・H82 |
CV | Lynn |
生涯無敗を誇る実力派ウマ娘。ウマ娘界の最大勢力である〝SS一族(ダイナスティ)〟の長姉にして家長的存在。
〝漆黒の髪に星ひとつ〟と讃えられる濡れたような青鹿毛の黒髪、スラリと伸びた抜群のプロポーションは、同性のウマ娘たちからも黄色い声援があがるほど。性格も竹を割ったようにサバけていて、抜群のリーダーシップを発揮する。時より見せる甘い言動や仕草は、むしろ男性よりも男前だと評判である。趣味は他愛のないイタズラとスキンシップ。標的になった〝ポニーちゃん〟たちは例外なくメロメロになってしまうらしい。<
以下、元ネタの馬情報となります。
家族構成
父:サンデーサイレンス
母:ミルレーサー
半姉:シャイニンレーサー
全弟:アグネススペシャル
あのサンデーサイレンスの産駒で初の三冠馬になる筈だった馬、それがフジキセキ。
馬主が富士市出身だったので「フジ」、輝石・奇石のような輝きと栄光を手にして欲しいと「キセキ」の名がついたそうな。
競争成績
3歳新馬:1着
もみじS(OP):1着
第46回 朝日杯3歳S(G1):1着
第32回 報知杯弥生賞(G2):1着
第46回 朝日杯3歳ステークス
この年の新馬戦はサンデーサイレンス産駒ばかり勝ち上がっていたので「サンデーサイレンス旋風」なんて呼ばれていました。
当のフジキセキは2着に8馬身差をつけて圧勝、次走のもみじステークスは翌年ダービー馬となるタヤスツヨシ(こちらもサンデーサイレンス産駒)相手に馬なりのままレコードタイムで勝利。
そして「サンデーサイレンスってもしかして凄い種雄馬だったんだな」と皆が思う中迎えた朝日杯3歳ステークス。
このレースもほぼ馬なりで、直線ではスキーキャプテンが大外から猛追してきて競り合いとなるもクビ差で抑えて勝利。
ちなみに騎手の角田氏は一度も鞭を入れていません。
辛勝ではなく楽勝だったと言うのも納得でしょう。
第32回 報知杯弥生賞
前年にナリタブライアンが三冠馬となった事もあって既に「2年連続三冠馬か!」とか言われていました…フラグを立ててはいけない(戒め)。
皐月賞トライアルである弥生賞では3コーナーで先頭に立つも後続との差は広がらず、追い込んできたホッカイルソーに並ばれて交わされかけましたが、残り100mで「ちょっと力出すわ」と言わんばかりの瞬発力を見せて2馬身半差で勝利。
こりゃ三冠は間違いない、さて次は…といった所で重度の屈腱炎が判明。
そしてそのまま引退…だからフラグを立てるなと…。
ターフを去った後、フジキセキは種牡馬として成功します。
初期こそは結果が振るいませんでしたが2011年には産駒のJRA通算勝利数は内国産種牡馬として歴代1位になっていました(この記録は同じサンデーサイレンス産駒であるディープインパクトに塗り替えられましたが)。
2013年には種牡馬を引退し、その2年後の2015年12月28日に頚椎損傷の為、23歳でこの世を去りました。
主戦騎手を務めた角田氏はこう述べていました。
「菊花賞は分からないけど皐月賞、東京優駿までは獲れていたと思います」
故障さえなければ…と言うものの、順調だったとしてもその後はどうなったかは誰にも分かりません。
故に幻の三冠馬という評価…それ以上でもなく、それ以下でもないのだと思います。
コメント
フジキセキのCV、正しくは松井恵理子さんかと。
マルゼンスキーのlynnさんになってます。